優秀な営業マン
金融関係の仕事では「自社の利益=お客様の利益」ではない事がしばしば起こるのです。こういうことは生命保険の世界も珍しいわけではないです。 生保の契約書については相手方に見せることができても、生保自体は形をもたないものなので、そこに出して説明をしたり写真に撮ってみせるようなことはできません。 生命保険会社での営業はもちろん人間なので、その営業活動を比較的するりと受け入れるように進めると、この先気にかけてくれることや手厚い対応をしてくれるなんてことはないとは言えないね。 私の勉強会をちゃんと受講した方は「紹介入手は簡単だ」と思う人ばかりです。元はといえば紹介してもらうのに特別の言葉なんて要らないのですし、初めからそんな言葉はありもしません。 生命保険の優秀な営業マンはレスポンスの速さがあるので比較的速く連絡がつくということがあります。ということは、素早い反応があり、対応も速いとタイミングを取れる生命保険会社の営業職の人に変わっていけるのです。1995年に大手の生命保険の営業マンとなってから先、保険業界とマスメディアを繋ぐ「情報を伝達する態度」に非常に多くの憤りを抱えていたのです。 一生で第二に高額な買い物と言われている『生命保険』は、保険料が合わせて"1000万円を超える"例が多いのです。それなのにほとんど見直すことがない普段からマーケティングやセールスについて書かれた本で知識を得ていましたので、生命保険のセールス職を実際やってみる以前からコネなんてなかろうが保険を売ることができるなどと思っていました。 年間で数百件の契約獲得で、年収数千万を稼げる生命保険の営業という世界。そうはいっても、みんながそうというわけでなく、ほとんどの営業マンがそんなにも稼げているというわけではない。 生命保険業界が変化していくには、高い評価で入るお客様が多く必要となるですが、現実としては人が一人で生涯に 販売することが可能であるお客様の規模というのは限界があります。 元々生命保険は、「互助」の精神を基盤としているため、緊急事態に遭遇してしまった方にしたら、生命保険が有する加入のメリットを身に染みて感じることと思います。 外資系生命保険に関して言えば、破綻がくる前に本国に撤退してしまうという危険性は否定できませんが、国内・国外に関わらず他の生命保険会社に譲り渡されて既に済ませた契約はもちろん踏襲されています。 生命保険営業が売りに来る保険は通常は自社の商品のみです。つまり、他社の商品との比較は加入を考える本人で行う必要があります。 中小企業の社長などのお客様で地位があると言える場所にいるという方は、生命保険会社の営業職が豊富な知識を有しているとということを理解すると対等の立場で対応してくれたり、こちらの意見を尊重してくれる方が多い。 生命保険加入後のフォローが不満足であるという契約者から届くクレームに対応する方法として、まだ生命保険に加入する前の顧客を取ることだけを考えていれば問題はなかった時期はなくなっているのである。